すべり症と分離症の違いについてー原因と対策を詳しく解説
【すべり症と分離症の違いを、原因と対策を踏まえて詳しく解説します】
腰痛を訴えて来院される患者さんの中には、「病院で分離症と言われた」「すべり症があると言われたが何が違うの?」と不安に感じている方が少なくありません。
どちらも腰椎に関連した疾患ですが、実際には発生の仕組みも原因も異なり、対策のポイントも変わってきます。
ここでは、より詳しく症状の理解と適切なケアにつなげていただけるよう、すべり症と分離症の違いを丁寧にお伝えします。
腰椎分離症とは
腰椎分離症は、腰の骨の後方にある「椎弓」と呼ばれる部分が疲労骨折し、左右いずれか、もしくは両側が分断されてしまう状態です。特に 10〜20代の成長期のスポーツ選手に多いのが特徴で、野球の投球動作、サッカーのキック、バレーやバスケのジャンプ、体操など、腰を強く反らす・ひねる動作を繰り返すことで発症します。
分離症は、一度の強い衝撃によって起こることは少なく、小さな負担が繰り返し加わる「疲労骨折型」がほとんどです。
そのため、本人も痛みに気づかないうちに進行することがあります。
初期症状は腰の違和感や軽い痛み程度ですが、放置すると骨がくっつかない「偽関節」と呼ばれる状態に進行し、慢性的な痛みの原因になることもあります。
脊椎すべり症とは
脊椎すべり症は、腰椎が本来あるべき位置から 前方へずれてしまう状態を指します。す
べり症には大きく分けて2つのタイプがあります。
1. 分離すべり症
腰椎分離症が先に発生し、その部分の支えが弱くなることで椎骨が前に滑るタイプ。
若年層に多く、分離症がある方の一部に起こります。
2. 変性すべり症
加齢に伴う椎間板の変性、関節の緩み、筋力低下などが原因で起こるタイプ。
中高年の女性に特に多く、姿勢不良や長年の負担の積み重ねも関係します。
すべりの程度が進むと、神経の通り道が狭くなり、脚のしびれ、だるさ、歩きづらさなどの神経症状が現れることがあります。腰の痛みだけでなく、足の症状を訴える理由はここにあります。
分離症とすべり症の根本的な違い
• 分離症は“疲労骨折”
• すべり症は“骨がずれる構造的な問題”
そして 分離症 → 分離すべり症へ移行するケースもある ため、両者は別の疾患ですが関連性があります。
しまうま鍼灸接骨院でのアプローチ
当院では、患者さんの状態に合わせて、以下のような施術や指導を行います。
▼ 分離症への施術
・炎症を抑えるための安静指導
・鍼灸による筋緊張の緩和・血流改善
・患部を支えるインナー筋の軽いトレーニング
・反り腰や悪いフォームの改善指導
・スポーツ動作の見直し
分離症初期は骨癒合の可能性があるため、適切な対策を早期に行うことが重要です。
▼ すべり症への施術
・慢性的な腰痛・脚のしびれに対する鍼灸
・腰椎を支える体幹筋(多裂筋・腹横筋)の強化
・腰椎への負担を減らす手技療法
・姿勢や歩き方の改善
・生活動作の指導(起き上がり方・座り方など)
すべり症は「治す」というより「進行させない」「痛みを出さない身体づくり」がポイントになります。
予防のポイント
分離症の予防
• 成長期の過度な練習量を避ける
• 腰を反らしすぎないフォーム改善
• 股関節や太ももの柔軟性を高める
• 体幹の安定性を強化する
すべり症の予防
• インナーマッスルの強化
• 長時間の同じ姿勢を避ける
• デスクワーク時の姿勢改善
• 適度な運動習慣を継続する
どちらも「腰の負担を減らし、支える筋肉を育てる」ことが共通のポイントです。
こちらにも同じような症状について記載しております。
ご一読ください。
まとめ
分離症は“腰の疲労骨折”、すべり症は“腰椎がずれる疾患”という違いがありますが、どちらも早期発見と適切なケアを行えば、症状の改善やスポーツ復帰が可能です。
当院では、痛みの原因を見極め、患者さん一人ひとりに合わせた施術とリハビリ、日常生活での注意点まで丁寧にサポートいたします。
腰の痛みや違和感がある方は、無理をせず早めにしまうま鍼灸接骨院にご相談ください。
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