巻き爪ってどういう状態？

巻き爪の原因は？

間違った爪切りや深爪、先細りの靴を履いたり、サイズの合わない靴を履くことで爪や指先が圧迫されることで起こります。
またブカブカの靴を履くと靴の中で足が動くため爪のトップが靴に当たって痛みや変形を起こしてしまいます。　
爪は足の指を使ってしっかりと踏みこむことで爪に圧力が加わり平らになります。
巻き爪を改善させる為には日頃からのセルフケアが大切になります。

巻き爪の治療法について

医療機関によって治療法は異なりますが皮膚科やクリニックで主流なのがフェノール法やワイヤー法になります。

フェノール法

炎症を伴う陥入爪に対して、爪の食い込んだ部分の除去後、組織の腐食作用のあるフェノールを塗る事により、食い込んだ部分に再び爪が生える事を予防する手術法です。
・メリット…保険診療で受診が可能。
・デメリット‥爪の幅が変わってしまう。

ワイヤー法

爪の2箇所に穴をあけて、特殊なワイヤーの両端を爪の下に通し、そのワイヤーの元に戻ろうとする力を利用して巻き爪を矯正します。
・メリット…皮膚から飛び出た爪先の部分に穴をあけるため施術時の痛みがない。
・デメリット…ある程度、爪が伸びてからでないと処置ができない。外反母趾など変形が強く生じる場合は人差し指にワイヤーがあたり痛みが出る可能性がある。

しまうま針灸接骨院の治療方法

当院の治療法は主に二つです！巻き爪そのものを治療する【クリップ法】と足根本の形を矯正する【距骨調整】です。

クリップ法

特殊なクリップを、巻いてる爪の端に装着し、一定の力で持ち上げ固定させます。
・メリット…痛みを感じにくく、安心して施術が受けられる。仕上がりが綺麗。一回の施術で効果を感じる方が多数。

距骨調整

関節運動と8枚の特殊なテーピングを用いて足の構造を正しい形に矯正します。
・メリット‥「巻き爪矯正では一時的にしか良くならないよ。」という方でも、足の形を良くする事で歩き方が変わるため、そもそも巻き爪になりにくくなります。
・デメリット‥必要に応じて刺激を加えるので状態の悪い人は最初の頃は少し痛いと感じるかもしれません。

まとめ

誤って爪を短く切りすぎると歩く時に負荷がかかり、巻き爪が悪化する恐れがあります。またある程度伸びてからでないと治療をお受けできません。
治療期間は一般的な目安として週一回の施術を２~３ヶ月間に渡り行います。これは治していく過程で爪や骨が新しく入れ替わるのに3~6ヶ月掛かるため、新しい環境と癖付けを身体に覚えこませる為に、最低限必要な期間です。
もちろん状態の良い方や経過の良い方は、どんどん間隔を空けていきますし、反対に状態の悪い方は最初のうちは間隔を詰めて治療する事をお勧めしています。
当院では足専門の顧問もついており、どんな症状でも最新の情報で対応できますし、ご自分の今現在の状態をわかり易く解説、説明しながら患者さまごとに、専用のオーダーメイド治療を行っております。お近くでお悩みの方はぜひ一度ご相談下さい。ご予約して頂く事でお待たせすることなくご案内できます。

巻き爪　紹介・解説動画