その痛みってゴルフ肘 ！？
自分では気づきにくいなってしまう理由6選

 

 

今回はゴルフ肘について書いていきたいと思います。
ゴルフ肘になる原因、なってしまった時の改善方法を中心に説明していきたいと思います。
よろしくお願いします。

 

1.ゴルフ肘とは

正式名称は上腕骨内側上顆炎といいます。
手首や肘を酷使することによって炎症を起こす怪我なのですが、ゴルフで無理なスイング(肘を窮屈に畳んで打ったり、力が入りすぎていたり、ダブったり)すると炎症が起こりやすいことからゴルフ肘と呼ばれています。
なのでゴルフ以外でもお仕事や他のスポーツでもなる可能性はあります。
外側上顆炎のテニス肘と比べてもゴルフ肘はなかなか治りにくい症状といわれています。

 

2.テニス肘になるメカニズム

指や手首を動かす筋肉から肘を動かす筋肉にかけて疲労が蓄積されると、筋肉の付け根にある上腕骨内側上顆部(腱の部分)に過度な疲労が蓄積され、炎症を起こします。
また上腕(肘から上の部分)から肘にかけて筋肉が疲労した場合にも、同じく筋肉の付け根にある上腕骨内側上顆部(腱の部分)を痛めてしまうことがあります。これがゴルフ肘の主なメカニズムになります。
ちなみに、腱(筋肉と骨の間にある)は、体を動かすとき筋肉の収縮を骨に伝える働きをしています。
筋肉は、年をとってもトレーニングで鍛えられるのに対して、腱は年相応に老化が進んでいきます。
これが中高年にゴルフ肘が多い理由になっていると考えられます。

 

3.ゴルフ肘の治療方法

当院ではハイボルテージ治療器や超音波治療器で幹部の炎症をとっていき治していきます。炎
症が落ち着き次第可動域をあげていくストレッチや運動トレーニングの提案などをさせていただきます。
ここで大事なのが肘の痛みが辛いゴルフ肘ですが、原因は体のバランスにあるということです！
以下のことで当てはまる方は要注意です。

1.スイング時に肘が脇から離れすぎている。
2.手首中心でスイングしている。
3.両肘に力を入れ過ぎた状態でスイングしている。
4.グリップにも過度な力を入れてスイングしている。
5.体の回旋運動を使わずに手打ちの状態になっている。
6.手打ちを避けるために肘から下を固定しすぎている。

これは下半身の力が上半身に伝わらず起こってしまってなることが多いのです。
なので2点注意してもらいたいことがあります。

 

下半身の筋力は足りているのか?
体幹の筋力は足りていて、背骨などの歪みはないのか?

 

まず下半身の力がない方に対してはスクワットなど家でできるメニューをオススメします。
最初は少ない数で大丈夫です。それから毎日続けることが大事になります。
毎日やっているとその回数が物足りなくなります。そしたら少しずつ回数を増やしていきましょう！
普段からトレーニングもしないし、やりたくないという方もいると思います。
その方にはしまうま針灸接骨院ではジョイトレをお勧めしています。
ジョイトレとは特殊な電気を筋肉に当てることにより20分寝ているだけで体幹の使える筋肉が増えてくる機械です。
筋肉がついてきて自信がでてきたら自分で筋トレを始めるという方も少なくありません。
きっかけがあると人間はすごいです。

 

次に背骨の歪み、体幹の筋力に不安がある方には骨盤矯正をオススメしています。
体の捻れがあると自分ではまっすぐのつもりでも傾いてしまって力が正しく伝わりません。
体、特に腰を痛める原因にもなってしまいますので早めの受診をお願いします。
同じ筋トレをやるにしても正しいフォームでやれるのか、やれないのかは大きく効果の違いに差が出てきます。
同じ1時間トレーニングするのなら効率よくやりたいですね！

 

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はゴルフ肘について理解が少しでもしていただけたら嬉しいです。
自分でゴルフ肘の心配をされる方だったり、もしかしてお父さんゴルフ肘かもしれないと思ってくれた方もいると思います。
LINE、電話でも相談を受付ていますので、いつでもご連絡ご来院ください。スタップ一同お待ちしております。