ばね指

ばね指による痛みと引っかかり

 

今回のテーマは「ばね指」です。
ばね指の基礎知識、原因や予防、当院での治療方法について、なるべくわかり易くお伝えしたいと思います。
ぜひ最後まで見ていってください。

【ばね指とは?】

簡単にいうと『指の腱鞘炎』です。
指は腱によって曲げ伸ばしができます。
もう少し説明すると、その腱が通る腱鞘と呼ばれるトンネルが手のひら側にあって、この腱鞘がベルト通しのように腱を押さえることで指がスムーズに動きます。
この腱鞘と腱の間で炎症が起ると本来のスムーズな動きが出来なくなり、指の付け根に痛みと腫れ、さらに曲げた指が動かなくなったり、指を伸ばそうとすると、急に弾けるように指がピンと伸びた症状が出たりします。

【ばね指(弾発指)のメカニズム】

①炎症で肥大した腱が腱鞘に引っかかる。
➁炎症部位が腱鞘に無理矢理押し込まれ突然弾かれたように指が動く。

⚠この症状が進行すると、自力では指の曲げ伸ばしが出来なくなり日常生活に支障をきたすので早めに診てもらいましょう。

 

『ばね指の原因』

一番多いのは指の使い過ぎです!
日頃から手や指を酷使する人は常に腱や腱鞘に負荷がかかります。
当院にばね指の治療で来院される患者さまも、パソコン作業の多いデスクワークの方や、管楽器の演奏家、ゴルフやテニスを常用的に行う方など共通して手や指を酷使しています。
他には妊娠や出産、閉経などホルモンバランスの影響を受けた女性や糖尿病や関節リウマチなど基礎疾患を持っている方もばね指になりやすいです。
上記の原因に当てはまる方も多いのではないでしょうか?
ですが安心してください!日頃からのケアでばね指は予防できます。ということで、予防、治療編行ってみましょー!

 

『ばね指の予防&セルフケア』

 

①炎症期は冷やす
手指の使い過ぎで患部が痛む場合は炎症を起こしている可能性があります。
急性期など痛み始めは熱を取る必要があるためアイシングや冷湿布で患部を冷やしましょう!

②慢性期には温める
炎症期では患部を冷やして痛みの減少を図りましたが、熱が取れた後は指のストレッチやマッサージなど積極的に動かしたほうがいいでしょう。
(もちろん痛みの出ない範囲で行います。)
血流を改善させる事で患部を温めばね指の改善を図れます。

 

『しまうま針灸接骨院のばね指治療法』

 

当院では【急性期】と【慢性期】でアプローチの仕方が若干異なります。

・急性期、、、炎症を取るため、超音波治療器とハイボルテージ治療器の二つの治療機器を使用します。
それぞれ目的がありますので簡単に説明します。
(超音波治療器)‥神経組織への作用や細胞レベルのマッサージ効果もあるため、捻挫や関節炎による痛みや腫れに治療効果があります。

(ハイボルテージ治療器)‥高電圧の電流を身体の深部に到達させ、患部に直接働きかける治療機器です。
炎症の抑制や痛みの軽減、自然治癒力を高めます。
当院では通常急性期に患部へマッサージ等の刺激を加えません。
その場では気持ち良かったり、良くなったような感覚があっても逆効果になる可能性があるからです。
マッサージを加えると血流が良くなるので炎症を鎮めるどころ逆に熱感を強くしてしまいます。
しかし超音波とハイボルテージ治療に関しては積極的に患部に刺激を加えれるのでばね指の初期治療に多大な効果を発揮してくれます。

・慢性期‥炎症が落ちついた後は痛みもある程度落ちついているかと思います。
この時期には患部へのマッサージや関連する筋肉や日頃負荷をかける筋肉への鍼灸治療が効果的です。
この時期は痛みよりもばね指(弾発症状)に悩む方が多いかと思いますが根気よく治療していけば必ず良くなります。
実際に当院に通われた患者さまも時間の差はありますが皆さん良くなりました。
もちろんストレッチ等のセルフケアも大事になりますので治療と合わせて行っていただければ幸いです。

 

まとめ

ばね指をほっといて悪くなる事はあっても良くなる事はありません。でも痛み引いたよ!という方も実際にいるかもしれません。
でも実はそれ症状が落ちついてるだけなので勘違いしないように!のちのち指が動かなくなったり弾発症状で悩まないようにお心あたりのある方は早めの受診をお願いします。

 

<追記>

 

ばね指を放っておくと、どうなっちゃうの?!今からできる対策3選

 

下記に、ばね指になってしまった後の改善方法を詳しく描いていければと思いますのでよろしくお願いします。

 

ばね指の改善方法

ばね指になってしまった際は指の可動域をよくし、痛みを抑える治療が基本となります。
僕らが行っているのは保存療法といい、軽症の場合ですと使い過ぎを避け、安静を保つだけで症状が回復するということもあります。
基本的に腱に炎症がある状態にありますので、超音波の機械とハイボルト治療器を使い熱のほうと痛みをとっていきます。
筋肉と違い腱は時間をかけて変形、疼痛が出始めるのが特徴的です。治るのにその分時間がかかってしまいますので早目に気づいて早めに治療を開始できるのが1番の完治への近道となります。

ばね指かどうかの診断としては、まずは触診と問診によるものになります。
そこで当てはまる項目や触ってみて腫れの有無などを確認していきます。
レントゲンでは腱の異常になりますのでうつらないですが、骨の異常を疑う際は撮ることもあります。
基本的にはMRIで確定的な診断がされます。
整形外科が行う治療として痛み止めを処方されることがありますが、それだけでは治ることはほぼありませんのでお気をつけください。

自分でできるセルフケアとしてはストレッチがオススメです。
曲がっていく方向に対して、指の反対方向の腹の部分を押し当てます。
そこに力が入るように抵抗運動を行いましょう。
力加減は強すぎると悪化する可能性がありますので、痛いのを我慢してまですることはしないでくださいね。

おわりに

ばね指のことについて書いていきましたが、いかがでしたでしょうか。
日常的に指は使わないといけないですし、なかなか病院に行く時間もないと思いますが、どんどん進行していってからでは遅くなってしまいますので、早めの来院をオススメします。
ばね指かな?と疑いがあるようでしたらいつでもしまうま針灸接骨院にお越しください。
スタッフ一同お待ちしております。

 

ご予約・お問い合わせはこちら!

愛知県海部郡大治町馬島字山西46
受付時間
9:00~12:00 13:00まで
15:00~19:00

定休日:日・祝・第3木曜日午後
土曜日は13:00まで

住所:
愛知県海部郡大治町馬島字山西46
アクセス:
北からの場合 名2環 甚目寺南ICより車で5分
南からの場合 名2環大治北ICより車で5分
駐車場約15台
名鉄バス・市バス 大治役場前より徒歩1分

ご予約・お問い合わせは今すぐこちらから!

完全予約制

受付時間
平日 9:00~12:00 / 15:00~19:30
土曜日 9:00~13:00
定休日
日・祝・第3木曜日午後

ご予約・お問い合わせはこちらから!

052-449-2141052-449-2141

受付時間
平日 9:00~12:00 / 15:00~19:30
土曜日 9:00~13:00
定休日
日・祝・第3木曜日午後